ファーストピアスとはその言葉の通り、ピアスを開けて一番最初につけるピアスのことです。
開けたばかりのピアスの穴(ホール)の内側は、まだ皮膚で覆われてなく、むき出しの傷になっています。
4〜8週間(部位によってはそれ以上。)でピアスホール内に皮膚が完成します。
この皮膚ができるまでつけておくピアスをファースト・ピアスと呼びます。
ファーストピアスに向いているピアスとしては、金属アレルギーなど体にアレルギー反応を起こさない事と、表面に傷が付きにくい事(←ピアスの表面に雑菌が繁殖しやすい為)、簡単に変形しない事が上げられます。
上記の点から一般的に金・チタン・サージカルステンレス(医療用ステンレス)製のボディピアスを使用する方がトラブルが少なくいいようです。
ただ金(ゴールド)製のピアスについては、14Kくらいまでにしないと素材自体が柔らかく、変形などがあるので注意が必要です。
またチタン製の物も、酸化皮膜をつけたものがあるので注意が必要です。
その他、アクリル(透明ピアスなど)をファーストピアスとして使用されたい方がよくいますが、アクリル(樹脂)やウッド(木)、ホーン(角)・ボーン(骨)などで作られたものは表面が傷つきやすく、雑菌が繁殖しやすくなり、トラブルの原因になりやすくなるので避けたほうがよいようです。
また、ファーストピアスに使用するピアスの太さは、一定の太さがある方が治りや良いとされています。
多くの部位では16G〜14G(Gはゲージの略)くらいが一般的なサイズとなります。
(市販されているピアッサーのほとんどは16Gがファーストピアスとしてついています。)
形状やシャフトの長さなどは、ボディピアスの部位により異なりますので、ここでは記述はいたしません。
ファーストピアスに向いているジュエリーは?
部位や体型など個人差もありますが、基本的には下記のようになります。…